日常の活動
ファミリーでの活動
娘と、夢をかなえたい!
西野尚子 / 東京都
「7ヶ国語で話そう!」のポスターに惹かれ、メンバーが流暢に多言語で話す姿にあこがれて昨年の夏からヒッポを始めました。当初はあくまでも自分のため。次女の佳奈(当時中3)には知的障害があります。一生子育てからは離れられないのなら、せめて彼女が家にいない時間に自分の趣味を長く楽しみたいと思っていました。そんな私が、今ではその佳奈と一緒にヒッポを楽しんでいます。そうさせてくれたのは下町のメンバーのみんなでした。入会した当時は彼女に多言語は全く関係ないと思っていました。なのに、フェロウはしきりに佳奈を連れてきた方がいいと勧めてくれました。初めて佳奈とファミリーの扉を開けた時、「かなちゃん?よくきたねぇ!」とまるで前から知っているかのように歓迎してくれました。皆、普通に佳奈を受け入れてくれ、すぐに佳奈にとって居心地のいい場所になり、自ら同い年メンバー達の中に入って行くようになりました。
佳奈が同じ場に一緒にいて楽しんでいることで安心していられ、何よりも私も更に楽しんでいることに気づきました。佳奈の不思議な動きも幼い行動も全て佳奈として受け止めて普通に接してくれることが、私たち親子にとってとても心地いい。そこで初めて多言語活動の壮大な意味を感じたのです。この夏、ファミリーの同い年メンバーは皆それぞれのYL先へ旅立って行きました。それまで彼らにべったりだった佳奈ですが、成田では気持ちよく送り出すことができました。寂しくなったファミリーで、新たな友だちをみつけ、あまりやらなかったゲームやダンスを一生懸命やるようになり、家ではしたことのないメタ活をファミリーで突然やり始めたり、と彼女なりの自然習得の道を進んでいます。めいっぱい楽しんでいる娘の姿を見て、私も負けていられない!! いつの日か親子で交流に行ける日を夢見て!