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高校留学

イヤーロングプログラム
(海外高等学校交換留学)とは

多文化・多様性・多言語にひらかれ、出会うどんな人ともその人のことばで話そう!と生まれたヒッポファミリークラブの『多言語活動』から、1997年に海外高等学校交換留学イヤーロングプログラムがスタート。これまでに20以上の国や地域に、2,000名以上を送り出しています。

海外高等学校交換留学は、アメリカ合衆国がR・レーガン大統領時代に青少年の相互交流を目的に提唱し、世界各国の協力のもとに実現されてきた制度に基づいて実現されています。各国各州の関係教育省で人物交流プログラムと位置づけられ、交換留学生として受け入れ校の授業料が免除され、プログラムの主旨を理解し受け入れを申し出るボランティアのホストファミリーにより実施されます。高校生だけに与えられる、世界の学校や家族で学ぶチャンスです。イヤーロングプログラムは、語学力の向上が目的ではありません。感受性が豊かで柔軟な青少年期に国や文化的背景が全く違う環境の中で日常生活を過ごすことにより、どんな人にもどんなことばにも、積極的に心をひらける人間になっていくことが目的です。

出発までには留学する国のことばはもちろん多言語で準備をしていきます。留学先では必ずしもその国のことばで話す人ばかりではない場合があります。多言語・多文化の地域もあるでしょうし、留学生が世界中から来ているかもしれません。また、日本での高校交換留学の受け入れも盛んです。言語交流研究所の活動主旨に賛同した各国留学機関と連携し世界でも絶賛される新しい交換留学プログラムを推進しています。

Year Longプログラムの4つの特徴!

POINT 1仲間がいるから、前進できる!

ヒッポの留学は、参加を決心するところから、自分の家族、そして赤ちゃんからシニアまでのヒッポメンバーの応援で始まります。同期の仲間(100人前後)も行く国は違っても一緒に準備合宿をしたり、思いを語り合ったりして励まし合います。留学中は、マンスリーレポートで留学仲間とも日本の仲間とも繋がって、困難も乗り越える力がもらえます。

POINT 2誰にでも、可能性がある!

高校留学は外国語ができないと無理とか、特別な推薦がないと行けないと、思い込んでいませんか?ヒッポの高校留学に、特別な資格は要りません。大切なのは行きたいと思う、あなたの気持ち。ヒッポの高校留学は、あなたの「行きたい」を家族・スタッフ・近隣のメンバー・留学経験者、そして同じように「行きたい」と願っている仲間たちが一丸となってサポートしていきます。「もしかして・・・私でも?」そう!あなたでも!

POINT 3帰国後も続く!多言語だからなお楽しい!

世界各国から帰国してくる留学生を出迎える応援メンバーや、同期の仲間たちとのシェアリングを通して、貴重な約1年間の体験を振り返ることができます。留学した国はみんな様々ですが、それぞれの報告の中には国や文化、ことばの違いを超えた共通点がいっぱい。多様である豊かさとともに、留学体験の普遍性を同時に発見することができます。そんな体験ができるのもヒッポの活動が「多言語」だから!さまざまな人たちに体験を聞いてもらうことで、自分の体験がいつまでも色あせることなく、帰国後も成長し続けます。

POINT 4みんなでつくるプログラムです!

ヒッポのプログラムは関わる人たちによって、体験を検証しながらどんどんよい形につくり変えみんなで育てていくプログラムです。高校生で留学したいと思ったら、是非ヒッポファミリークラブにご相談ください。大切なのは夢を諦めないであなたが人に出会っていくことです。ヒッポの仲間に思いを伝えるところから、ひとりにひとつずつのかけがいのない高校留学プログラムが始まります。主人公はあなた自身。あなたと一緒につくっていくプログラムです。

参加者の体験談

ぼくとママのドイツ語

千代田洋・ドイツ (出発時・高2)
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小4の時、ドイツの家族交流に参加したことがきっかけで、僕はYLでドイツに行くことにした。出願してから、毎朝1時間早く起きて母とイチローを1本メタ活したり、ファミリーでもみんなに頼んで一緒に一日中歌う日をつくったり、自分のアプリケーションは言えるようになって行きたいと思い、とにかく歌って準備をした。だから何となくドイツ語もわかるような気もしたし、自信もあった。

そして本番になりドイツへ。パパとママと同い年の女の子ナディーヌの3人家族で、行ってみて驚いたのはホストママはトルコの人だったし、パパとは結婚していないので、家の中でパパのことを「パパ」と呼ぶのは僕だけだった。

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やってみないとわからない

長谷川泰斗・ドイツ (出発時・高1)
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ドイツ人はみんなサッカーが好きだという、勝手な自分の期待がありました。しかし、いざ学校で“Magst du Fussball?(サッカーは好き?)”と聞いたら“Ich hasse das.(嫌い)”。その上、彼らの好きな話題はバイクのことなど僕があまり知らないジャンルでした。でもこのままだと、このクラスに僕の居場所がなくなってしまうと思い「自分から合わせていこう」と考えを変えて、家からバイクの写真を持って行って、話題にしたり、友達のバイクに興味を示したりしてみました。イヤロン中には考え方を転換させるべき瞬間がたくさんあって、それがプラスになるか、マイナスになるかはやってみないとわからないけど、その経験が今とても役に立っています。

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ゼロからのチャレンジ

清水日毬・フランス (出発時・高1)
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父の転勤で中1からアメリカへ引っ越した私。ことば、友だち、学校・・・といろいろ葛藤していた私にはイヤロンなんて考えられないと思っていた。1年かけて英語が話せるようになった頃、日本のヒッポの仲間がイヤロンを決めたと言う話が耳に入りだんだん気になってきた。せっかくならもっと英語を極めるために英語圏に行こうか?ヒッポの人に相談したら「もったいないから英語圏以外のことろへ行ったらいい。フランスはどう?」と勧められ、考えてもいなかったフランスへ行くことを決めた。ゼロに等しいフランス語でチャレンジしてみようと思った。

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募集要項

お問い合わせ/出願について一般財団法人 言語交流研究所 ヒッポファミリークラブ

2025年度出願締切り:
第一次:2024年5月31日(金)
第二次:2024年9月20日(金)
  • ※第1希望国・第2希望国を必ず記載してください。
  • ※全ての募集国とも一次締切りまでは受付けます。その後2024年秋以降、総合的に判断し派遣国を決定します。
  • ※一次募集で定員に達した募集国は、二次募集時に申し込めない場合があります。
本部  :
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-2-10 青山H&Aビル 3F
TEL. 03-5467-7041(代) 03-5467-7047(国際交流部YearLong係)
中部  :
〒450-0002 名古屋市中村区名駅5-30-1 いちご名駅ビル 9F
TEL. 052-581-6531(代)
関西  :
〒540-0021 大阪市中央区谷町1-3-12 天満橋リーフビル 7F
TEL. 06-4790-7291(代)
(2024年3月19日に移転しました。電話番号に変更はありません)
西日本 :
〒733-0871 広島市西区高須2-2-19
TEL. 082-274-8848(代)

実施目的

ヒッポファミリークラブのYear Long Program(高等学校交換留学)は、高校生が約一年間、海外でホームステイしながら現地の高校で勉強するプログラムです。Year Long Programは、語学力の向上が目的ではありません。感受性豊かな青年期に、国籍や文化的背景を越えた人間相互の親睦・交流を図り、どんな人どんなことばにでも積極的に心を開いていく人間になっていくことが目的です。

国別募集一覧

留学先 募集定員予定 出発~帰国(予定)
タイ 5名 6月頃~3月頃
アメリカ(J1ビザ) 20名 8月頃~6月頃
アメリカ(F1ビザ) 10名
カナダ(英語圏) 10名
メキシコ 15名
フランス 15名
ドイツ 10名
ベルギー 3名 8月頃~7月頃
イタリア 7名 9月頃~6月頃
スペイン 15名 10月頃~7月頃
オーストラリア 15名 1月頃~11月頃
ブラジル 3名 1月頃~12月頃
アルゼンチン 2名 2月頃~12月頃

※詳しくは、言語交流研究所 ヒッポファミリークラブ本部 国際交流部までお問合せください。

出願資格

以下の項目をすべて満たしていること

  1. 言語交流研究所 ヒッポファミリークラブの会員で、ヒッポファミリークラブの多言語活動と国際交流体験に対する関心と意欲をもつ人(※会員以外については別途お問合せください)。
  2. 出発時に15~18歳の高等学校・高等専門学校に在学する人(ただし、国によりさらに条件がありますので、詳細はお問合せください)。
  3. 原則として、在籍中学校・高等学校・高等専門学校での成績において、過去3年間の成績が3.0以上の評価を受け、学校長の推薦を受けられる人(ただし、国や現地受入機関によっては、さらに条件がある場合があります。5 段階評価で 3.0 に満たない教科がある方は必ず事前にご相談ください)。
  4. 心身ともに健康で、本プログラムの趣旨を理解する人。

出願方法

はじめに、ヒッポファミリークラブ イヤーロングプログラム規定をお読みください。その上で「Year Long Program 参加出願書」に漏れなく記入し、写真を添付の上、ヒッポファミリークラブの所属フェロウを通じて、各事務所までご提出ください。出願締切日以降、成績証明書、参加誓約書などの書類を提出していただきます。

*プログラム参加費

国によって参加費は異なります。詳しくは言語交流研究所ヒッポファミリークラブ本部 国際交流部までお問い合わせください。

現地受入機関の方からのメッセージ

Congratulations to become an high school exchange student!

MESSAGE 1現地受入機関の方からのメッセージ

Barbara Cartledge-Rhymaun / Executive Director of PAX
(Program of Academic Exchange)

PAX values its partnership with LEX Institute and the quality of the student applicants we have received over the years. Japanese students are extremely well prepared for an exchange experience and American host families welcome these young people into their lives with open arms. The students gain so much from this opportunity including a life-long relationship with their American hosts and the community in which they live.

MESSAGE 2現地受入機関の方からのメッセージ

Kelli Jones / President of ERDT

I was an exchange student once, and I can tell you from experience that joining this program will be the start of a new path for you. Please take this year as a year of exploration. Experience as many opportunities you are given, separate yourself from the life you are living now, enjoy the academic challenges, engage with your host family members and ask many questions. Most importantly, come to the United States with an open mind, ready to examine the American lifestyle from your own perspective and be ready to share your culture with those around you. This is an extraordinary experience you must remember to be thankful for. Thank your parents for making this a possibility for you, and thank all those you meet along the way. Best wishes for an interesting and rewarding experience as a high school exchange student!

よくあるご質問 FAQ

イヤーロングに参加するために、ことばのことが心配なのですが。
ヒッポイヤーロングプログラムの場合、現地の高校生と一緒に授業を受けるので、それに適応できるだけの下地があるのが望ましいといえます。現地受入機関の要請に沿って、英語診断を一部参考にさせていただきますが、ヒッポファミリークラブの活動を楽しんで、ことばをたくさん歌ったり、積極的に話したり、出発までに家庭やファミリーでしっかり準備をしていくことが何よりも大切です。現地の人々と仲良くなりたいという気持ちがあれば、ことばの方はだんだん慣れて、学校や生活にとけ込んでいけるでしょう。
面談ではどのようなことが質問されますか?
面談の主な目的は、ペーパーテストでは発見できない、イヤーロング参加の動機、目的意識、熱意、ヒッポファミリークラブの日常活動への参加状況や当プログラムに参加する家族の理解等を知ることです。また、イヤーロングに対する不安や質問にも答える機会と考えてください。したがって、保護者・フェロウ揃って面談に来ていただくことが原則です。また、本人には希望国のことばでのインタビュー等もあります。ヒッポのCDをたくさん歌って準備しましょう。
海外の高校では何学年に入ることができますか?
受入高校が、成績や順応性など総合的に判断して決定します。ですから、日本の高校と同じ学年に編入するとは限りません。
イヤーロング中クラブ活動には参加できるのでしょうか?
北米の高校では、日本の高校と同じように文化クラブ、スポーツクラブ、同好会が非常に盛んです。一方、ヨーロッパやオセアニアでは学校のクラブ活動よりも地域での諸活動が盛んです。自分の好きな活動を通して、大いに楽しみ、各国での友だちをつくってください。その他地域社会を知るためにボランティア活動や教会関係の活動も活発に行なわれていますので積極的に参加してみましょう。
海外の高校は、日本に比べてかなり自由だと聞きましたが?
日本の学校と違った意味で、各々の学校で厳しい規則をもっています。基本的に自己表現が基本とされている国々ですので、服装等は自由な学校が多いですが(制服がある場合もあります)、学校の規則は全般に日本より厳しいものがあるといえます。
1年以上交換留学をすることはできますか?また、卒業資格を取得することは可能ですか?
交換留学は一年間を限度とした人物交流のプログラムで、そのための特別なビザが発給されることが基本ですので、一年後に必ず帰国しなければなりません。ですから卒業資格を取得することは原則として不可能です。留学を延長したい場合には一旦帰国し、他の高校留学プログラムとして、ご自分で改めて海外の私立高校や条件次第では公立高校に編入手続きをすることになります。
高校3年時に参加した場合の帰国後の進路は?
アメリカ、カナダに留学し6~7月に帰国した場合、各出身高校で単位認定されると、そこで日本の学校は卒業になることがほとんどです。日本の大学への入学はほとんどの場合翌年の4月からとなります。アメリカ、カナダの大学、専門学校、短大へ進学する場合はそのまま9月に入学をする方法と、とりあえず入学準備のための大学付属の集中英語コースに行く方法があります。
ヒッポでも海外の大学留学プログラムが始まりました。大学留学ページヘ
海外の高等学校卒業資格で、日本の大学を受験することは可能ですか?
日本の国公立大学の受験資格は、小、中、高等学校の計12年間の学校教育を修了したものとなっています。日本の教育でなければならないという規定はなく、海外の高等学校卒業資格であっても受験はできます。これは、私立大学でも同様です。ただし、入学はほとんどの大学では4月のみで、一般の受験生と同じ条件で試験を受けることになります。帰国子女のための特別入試制度を設けている大学も増えていますが、帰国子女の規定は各大学により異なります。海外での滞在経験が2年以上としている場合が多く、交換留学で1年間のみ留学する人はこの対象外になります。
行きたい地域や学校は自分で選べますか?
現地受入機関により、皆さんを一年間受け入れるホストファミリーとその学区内の高校が決定され、皆さんへ通知されます。ホストファミリーの決定は、皆さんのアプリケーションフォームに添って受け入れを積極的に申し出たボランティア家庭ですから、特別な事情(既に一度ホームステイした家庭から招待を受け了解を得ている場合等)を除いて自分では選択できません。
留学期間中、日本の高校はどのような扱いになるのでしょう?
高校生の一年間(1 SCHOOL YEAR)の海外留学を、在籍する日本の学校の単位として認める制度を文部省(当時)が1988年4月に発足させました。そのため、帰国後その単位が認定され、休学せずに進級できるかどうかは、在籍校の判断となります。したがって、留学前に必ず在籍校と確認を取ってください。言語交流研究所ではそのための各許可証や留学証明書を発行いたしますが、取り扱いについては言語交流研究所が決定できるものではありません。
出発前、現地到着後のオリエンテーションはありますか?
出発前のオリエンテーションで、出入国の説明、ホームステイと各国の生活・文化について、留学先学校での授業等について説明します。また、言語交流研究所では参加が決定した時点から最寄りのヒッポファミリークラブへの参加を基本としていますので、ファミリー活動の中でたくさんの準備が実施されていきます。到着後のオリエンテーションも各国受入機関が責任をもって実施します。到着後のオリエンテーションの日程については、各国受入機関が決定します。
現地学校での問題や、ホストファミリーと問題がおこった場合にはどの様に解決されますか?
学校での授業や学業上の問題は、各学校のカウンセラーの先生に積極的に相談してください。アメリカの場合、受入校として原則的にカウンセラーが常駐している学校を各受入機関が選定しますので、授業の履修の仕方からクラブ活動までなんでも相談してください。国によっては、学校にカウンセラーはいませんが、クラスの担任の先生等、留学生担当の先生がいます。ホストファミリーとの問題は各国受入機関のコーディネーターと相談し、ホストファミリーとよく話して解決していきます。
イヤーロング中の諸経費、お小遣いはどの位用意すればよいのでしょうか?
留学先での授業料は制度によって免除されますが、教材費、文房具、体操服等は自己負担となります。また、国によっては制服がある学校もありその場合も自己負担となります。また、昼食に関しては、ホストファミリー宅で用意する場合もありますが原則的には自己負担になります。上述諸経費、通学費を含めたお小遣いとして、月にだいたい200ドル(200ユーロ)ぐらいが平均です。
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